Colloquiums
WeSCoS Colloquiumとは
数値天気予報が初めて本格的に構想された「リチャードソンの夢」から100年ほどが経過し、いまや数値天気予報は社会の維持に不可欠なインフラストラクチャーとなりました。次の100年に向けて数値天気予報とその関連技術は人類文明の持続可能性にどのような貢献ができるでしょうか。成熟期に入りつつある数値天気予報研究を次なるステージに押し上げるには、これまでの気象学の枠にとらわれない学際融合による思い切った挑戦が必要であると考えます。
具体的には、
・先端的な統計数理を用いた新しい予測原理の探求
・社会において天気予報の価値を最大化させるための社会科学/人文学との連携
・極端気象の制御可能性の観点から見た新しい気象現象理解
などが重要であると私たちは考えています。
本コロキウムでは多様な学域から講演者を招き、100年後の数値天気予報の在り方を皆様と大胆に描いてみたいと思います。
*WeSCoSコロキウムはムーンショット型研究開発事業目標8 コア研究「社会的意思決定を支援する気象-社会結合系の制御理論」におけるコロキウムを一般公開するものです。
*WeSCoS はWeather-Society Coupling/Control System の略称です。
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